サンフランシスコはどの価格帯でもよく食べられる街です。世界水準のテイスティングメニュー、全米随一の中華とベトナム料理、そしてサワードウと牡蠣というこの街独自の文化。以下、地区ごとの短い案内です。
フェリービルディングとエンバーカデロ
フェリービルディングのマーケットは、この街でいちばん手軽に良い食事ができる場所です。窓の外に湾が広がるホッグアイランド・オイスター、すぐ近くにベトナム料理のスランテッド・ドア、エイクミーのパン、そして土曜のファーマーズマーケット。埠頭の観光区画にあるどの店よりはるかに上です。
ノースビーチ
かつてのイタリア人街は今も正統派です。ピッツァならトニーズ・ピッツァ・ナポレターナ、チョッピーノならソット・マーレ、赤いソースの懐かしさならオリジナル・ジョーズ、締めにカフェ・トリエステでエスプレッソ。道は狭く駐車場もないので、玄関前で降ろしてもらうのが正解です。
ミッション
端から端まで、街でもっとも刺激的な食のエリア。世界的に有名なブリトーのラ・タケリア、モダンなカリフォルニア×メキシカンのカリフォルニオス(ミシュラン——ガイド参照)、ペイストリーのタルティーン、そのあいだに百軒の店。駐車は過酷ですので、こちらにお任せください。
チャイナタウンとリッチモンド
点心と広東料理の海鮮なら、グラント通りの観光区画は飛ばしてリッチモンドへ。クレメント通りの店こそ地元の人が実際に通う場所です。チャイナタウン内のR&Gラウンジは、ペッパークラブの手堅い贅沢です。
ダウンタウンとウォーターフロント
特別な日の店は金融街とエンバーカデロ周辺に集まります。ブヌ、クインス、アクエレロはミシュランのガイドをご覧ください。眺めのある夕食なら、エンバーカデロのアングラーが湾を望みます。
ヘイズバレーとカストロ
シビックセンターの西、ヘイズバレーは歩ける数ブロックにワインバーと小皿料理が凝縮しており、交響楽やオペラの前に最適です。丘の向こうのカストロとノエバレーは、観光客の人混みを地元のビストロに置き換えたような一帯。街歩きの一日に組み込むのも簡単です。
送迎付きのディナーの流れ
テイスティングメニューの晩は、ご予約の30分前にお迎えに上がり、玄関前でお降ろしして、近くに待機します。お帰りは事前の取り決めどおり——運転手にご一報いただければ、三分で車が着けます。ディナーで締めくくる終日プラン(市内ツアーや街歩き)であれば、同じ車が食事のあいだも待機しますので、駐車も帰りの足も考える必要はありません。